2015年東京で初演を行ったこの作品は、
まるで何かに誘われるように不思議な旅をして
再び2020年3月東京に戻りましたが、
新型コロナウィルスの感染の拡大が収まらない状況でした。
3月の公演を延期し、
2021年2月9日~14日「劇」小劇場にて上演いたします。
喫茶店で対峙するアンバランスな男と女
長い歳月をともにした夫婦が隠し続けた心の襞と部屋の壁
夜の帳が覆う河べりの道。ひとりぼっちで歩く少年が出会った暖かな奇跡
三人の役者が11人の役を演じ分け、まるで本のページをめくるように五つの物語を紡いでいく
2015年に東京を出発、大阪、茨城、鹿児島へ
2017年に東日本大震災の被災地、宮城、岩手へ
2020年に沖縄へ
旅する中で出会ったたくさんの普通の人々。
その人たちが乗り越えなくてはならなかった予期せぬ悲しみや苦しみ、
それをかかえながら生きる姿勢に遭遇して、この作品は育てられた。
2021年東京に戻る
2021年2月9日(火)~14日(日)
9日(火)19:00 10日(水)14:00 19:00
11日(木・祝)13:00 18:00
12日(金)14:00 13日(土)13:00 18:00 14日(日)13:00
会場/下北沢「劇」小劇場 http://www.honda-geki.com/map.html
(全席指定)前売:4300円 当日:4600円 小学生以下:2500円
75歳以上:3900円 障がい者+介助者 6500円
作 :天衣織女
演出:芹川藍
出演:天光眞弓 葛西佐紀 天衣織女
<あらすじ>
市井の人々の会話の断片に見え隠れする人間の建前と本性を鮮やかに描く。
喫茶店で対峙する謎の女と初老の男性『ゴス・ロリに祈る』
長年連れ添った夫婦には知られてはいけない秘密がある『サラサラ』
無骨な舞台俳優と付き人の物語『Sir.K』
漆黒の夜に出会う少年と女性が心を添わせる『漆黒のお月さま』
もう別世界へいってしまった母を見つめる息子を描いた『waterloo bridge』
一見何のつながりもないように見える五つの物語を、演出の芹川藍がその奥底にある人間の心理を浮き彫りにしながら一つの糸でつないでいく。
舞台美術・音響プラン:芹川藍
舞台監督:キーストーン
技術監督:小林清隆
照明:久保田つばさ
音響:吉田望
衣裳:葛西佐紀
小道具:天光眞弓
演出助手:渡辺なほみ
制作:長井八美 松田ひとみ 青い鳥創業
企画:劇団青い鳥
監修:市堂令
主催:青い鳥創業
助成:芸術文化振興基金
前売取扱:青い鳥創業 03-5738-7181 http://aoitori.org
お問合わせ:青い鳥創業 03-5738-7181 aoitori@aoitori.org
劇場の感染対策のガイドラインに添って、現段階では舞台と最前列の客席の間を2m、客席の間隔もこれまでより空けて、1階席を通常は90席のところ約60名を定員とさせていただきます。