メガサリ(MEGASARI)プロフィール
バリ島唯一の女性版画家。1963年 バリ島西部、タバナン生まれ。
ISI ジャワ島ジョグジャカルタ国立美術大学で版画を専攻。特に木版画を6年間学ぶ。
現在、バリ島Ubud在住。
油彩画家である夫のグスティとともにバンガローを経営しながら創作を続けている。
<メガサリの経営するバンガロー>
デワンガ・バンガロー Dewangga Bungalow and Gallery
http://www.dewanggaubud.com/
<プロフィール>
1994年 バリ島グリーンミラットホテルにてSENI WATI グループ展
1995年 東京青山 フィロ青山にて展示
ドイツ コローニュ メディアパークにてSENIWATI グループ展
栃木県ギャラリー 黄金の館にて個展 『バリからの神話』
大阪 びいどろほおるにて 展示
1996年 大阪セルヴィスギャラリーにて個展 『バリからの神話』
山形県酒田市、鶴岡市、米沢市、山形市トヨタカローラショールームにて巡回展
東京スパイラル。エントランスギャラリーにて個展 『バリからの神話』
1997年 東京渋谷パルコ ロゴスギャラリーにて個展 『天地の想像力』
2000年 東京アート・カフェ・1107個展 メガサリ版画展
2001年 東京アート・カフェ・1107個展 『光の引力』
埼玉県 宗平ギャラリー 個展『バリからの贈り物』
2004年 大阪ワイアートギャラリー 個展『バリからの神話』
2005年 大阪ワイアートギャラリー 二人展(メガサリ版画と夫グスティ油彩画)
『バリからの神話』
2009年 東京豊島区あうるすぽっと ロビーにて『バリからの神話』
2011年 京都市ギャラリーKazahana(東急ホテル)にて 『バリからの神話』
2014年 東京目白 古民家ギャラリー「ゆうど」にて個展『バリからの神話』
《メガサリの世界》
1994年、天光眞弓がバリ島、ウブドに滞在中にメガサリとその作品に出会う。
伝統のスタイルにこだわることなく独自の感受性、手法で表現している希有なアーティストの一人だという印象を受ける。
バリ島の伝統画とは違う油性インクによる木版画。
作品の中には、バリの暗闇にうごめいていそうな・・・怖いけど、おチャメに笑っている妖怪、力強い神話の中の精霊、不思議な生き物達が生きている。
そして2011年、東日本大震災を受けて、日本の悲しみ、苦しみに心を寄せたいと願った作品には祈りの心が溢れた。
近年、バリ島の景色も空気も変わり、生命のエネルギーが渦を巻くような力強い空気も変わっている。
その中でメガサリは、バリ島が奥底に秘めている熱いものを心に焼き付けるように描いている。
作品に溢れる空気がどんなふうに変わって行くか、私たちに何を感じさせてくれるのか、バリ島を訪ねるのと同じように心ときめく!
《メガサリ独特の手法 》
一版多色刷り・・・版木は一枚のみ。彫っては色を乗せ、また彫っては色を乗せるという過程 を重ねて行く。
版木は彫り進められていくので、初めに決めた枚数以上は製作できない。 エディションは5枚から、多くて10枚と限られている。 油性インクを使用し、その重なりが豊かな風合いを作り出し、バリ島独特の空気感を醸し出 している。全て手仕事のため、版画ではあるが一枚ずつがオリジナルと言ってもよい。
私を見て LIHAT SAYA 60×40cm 2000 | バリ舞踊ジャンゲル JANGGER 30,5×40cm 1996 |
火の神 DEWA API 30,6×30,2cm 1996 | すくいの女神たち DEWI PENYELAMAT 30×30cm 2011 |
神への感謝 MATURAN 39×30cm 2000 | 私の祈り DOA KU 30×20cm 2001 |
バリの女 WANITA BALI 18,8×18,3cm 1995 | 獅子 SINGA 26×20cm 1995 |
ブッダはそこに ADA BUDHA 20×14cm 2011 | ブッダの祈り DOA BUDHA 20×15cm 2011 |
スピリット6 SPIRIT 6 61×30cm 1994 | 天国と地獄 PARADISE and HELL 40×40cm 1994 |
スピリット4 SPIRIT 4 40×30.5cm 1994 | クロコダイル CROCODILE 40×40cm 1994 |